塩について理解していない今日の状況

 昔から塩は、防腐剤、殺虫剤、殺菌剤として使われてきました。ところが、この塩が公害で汚染され始め、汚染された塩を摂取した結果、血液が汚され、高血圧、動脈硬化、敗血症などの生活習慣病が発生するようになりました。

 しかしこのような病気が現れたのは、塩のせいではなく、塩に付着している不純物が原因であると考えられます。しかし現在、ガンや高血圧、動脈硬化、敗血症などの病気に罹患しないためには塩分の多いものを食べてはいけないとされています。

 その昔、塩をおかずのようにしてご飯を食べていた時、ガンや糖尿病が今のように多かったでしょうか。“塩分の多いものを食べないでください”と伝えている方が塩を深く考えて真剣に研究したならば、次のように言うことができるはずです。
“野菜を食べる時には、野菜についている農薬を取り除いて食べるように。塩を食べる時には、塩に含まれている不純物を取り除いた塩を食べてください。”と。

 抗ガン効果があると言われている食品には味噌とキムチがあります。その味噌とキムチから塩を除いたら、原料は豆と白菜、豆と白菜が抗ガン成分でないならば、そこに入っている塩に抗ガン効果があるといえるのではないでしょうか。